東京でお勧めの美術館に文京区目白台の永青文庫があります。
永青文庫は旧熊本藩主細川家の屋敷跡にあり、文庫の名は細川家菩提寺の正伝永源院の「永」と細川家の祖、藤孝の居城、青龍城の「青」から取られています。
コレクションは細川家に伝来したものと、「美術の殿様」と言われ、高名な美術品収集家でもあった16代当主細川護立の収集品を加え、およそ6,000点の美術工芸品と48,000点の歴史文書を所蔵し、研究、展示を行っています。
包丁政宗と言われる短刀を始めとする8点の国宝、宮本武蔵の手になる「紙本墨画鵜図」を始めとする32点の重要文化財を含む、格調あるコレクションです。所蔵品の分野が多岐にわたるため、年に4回特別展を開催して、テーマごとに作品を展示しています。
永青文庫脇の坂を下り、神田川を渡ると早稲田大学のキャンパスが広がります。
ここに坪内博士記念演劇博物館があります。日本で唯一の演劇専門博物館です。
特徴ある建物は1928年に建設され、16世紀のイギリスの劇場「フォーチュン座」を模して設計されています。1987年に新宿区の有形文化財に指定されています。
ここには戦前からの貴重な演劇関係の文献を含む図書15万冊、20万枚の舞台写真、錦絵、能楽資料、シェイクスピア関係資料などが収蔵されています。
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