東京冬のイベント

東京「楽」  |

東京で楽しめる冬のイベントに大相撲初場所があります。

大相撲は1年に6場所あり、東京では1、5、9月の3回、その他は3月に大阪、7月に名古屋、11月に福岡市で九州場所が開かれます。東京の場所は1月は初場所、5月は夏場所、9月は秋場所と呼ばれます。

大相撲が行われるのはJR両国駅前の通称両国国技館(正式名は國技館)で、1985年に完成しました。四角形の四隅を小さく切り取ったような八角形をした、どっしりとした建物です。構内には地下に相撲土産として大好評の焼き鳥の工場があります。焼き鳥のゆえんは、鶏が二本足で立ち、土に手をつかない事からだそうです。1階には相撲博物館があり、館内には相撲に関する錦絵、番付や化粧回し、歴代の横綱の写真などが展示され、無料で見学できます。場所中には入場券を持っている人しか入れませんが、それ以外の日には誰でも入場できます。

場所中の國技館の周囲には、贔屓から力士に贈られたカラフルな幟旗がずらっと立てられ、出入りの力士を一目見ようと沢山の人々が集まり、とても賑わいます。荷物チェックの後、広い大階段を上って、一歩中に足を踏み入れると、日常を離れたお祭りのような雰囲気があり、相撲は神事だ、と改めて実感します。
特に初場所はお正月気分が十分に残り、升席には晴れ着姿のお客さんも多く、より華やいだ雰囲気があります。

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